・キング牧師 /「分かった気になっていませんか」 /柿の種のあれ 

f:id:namosiranu_kusani:20210811060556j:plain

キング牧師


2021.8.11 手近な紙への走り書きから。
明け方。録画した「映像の世紀(9)」「ベトナムの衝撃 /アメリカ社会が揺らぎ始めた」
1965年からのベトナム戦争。発端はベトナム南北の内乱。そこへアメリカが介入。 素朴な疑問。アメリカは何のために介入したんだろう??
当時アメリカでは黒人差別が問題となっていて。キング牧師公民権運動を率いていた。 1964年、ビートルズ訪米。1967年、アメリカで反戦運動
1968年、キング牧師は白人男性に狙撃されて死亡。
「キングの突然の死は、ひとつの時代の終わりを象徴するものでした」

亡くなる前日、1968.4.3、キング牧師の演説より。
「 前途に困難な日々が待っています
でも もうどうでもよいのです
私は山の頂上に登ってきたのだから
私も長生きがしたい
長生きするのも悪くないが 今のわたしにはどうでもいい
神の意志を実現したいだけです
神は私が山に登るのを許され 私は頂上から約束の地をみたのです
私は皆さんと一緒に行けないかもしれないが
一つの民として私たちは きっと約束の地に到達するでしょう
今夜 私は幸せです
心配も恐れも何もない
神の再臨の栄光をこの目でみたのですから 」

この世でいちばん尊いものはなんだろう

 

 台風その後。台風9号、10号は温帯低気圧になって消えた。


2021.8.7 夜。養老孟司せんせいは愛煙家らしく、動画のなかで美味しそうにたばこを吸っている。
養老孟司せんせいのひとことにドキリとなる。
「頭でばかり考え、分かった気になっていませんか?」
「同じものなんてない」 「ちがっていてあたりまえ」


 かきのたね、防災用に買ったのに、もう食べきってしまった。 こら。>草
 柿の種のあれは(ピーナッツではないほう)、なんと呼べばいいんだろう。
おかき? あられ? おせんべい?

 

 

・投影 /共依存 /NGシーン 

2021.7.28 夜。久々にDjavan「Flor de lis」。 「Samurai(サムライ)」も好き。
山下達郎「踊ろよ、フィッシュ」→ The O'Jays 「 Love Train」 
「 Love Train」 このまえ、この曲が映画「天使にラブソングを」のラストと書いたけれど、「オデッセイ」だと気付く。映画「オデッセイ」(火星でサバイバルする)のラストシーンで流れていたんだ。


2021.7.29 早朝。「投影」、「幻想」を思い出し、ふと「共依存」と検索したら、「えっ」と思う展開に。
「【他人に必要とされる必要】からの脱却」 ←ドキリ。
「害があるのに和平を保とうとする」 「愛情としがみつきを取り違える」 
じぶんもそれに当てはまるような気がして、ひそかに動揺。

生きがいとか、やりがい? 他者からの好評価。ちょっとほめられるとか。ほめられた記憶とか。 そういうものなしで生きていけるほど人間はつよくはないような気もする。

そういえば昔、「(誰からも必要とされない)野生の動物や、雑草などの草花は何を思って生きているんだろう。」と書いたことがある。
必要とか利害とか賞賛に頼らず、ただ生きていることの尊さ、あるいはその誇りのようなものに、思いをはせたのらしい。

 共依存。うーん。 これはちょっと、触れてはいけないテーマかもしれない。

 朝7時。窓ガラスにパタパタとぶつかっていた羽アリを、ティッシュでそっとくるみ、お外に放す。 いつからか、むやみな殺生をしなくなった。


 ここ数日。濃いアイスコーヒーのせいか胃をこわしていて。寝る前に、切れた口の端にメンタームを塗る。口の端はとりあえず一晩で治るのだけど、コーヒーでまた傷めてしまう。


2021.7.30 早朝4時。目覚めたときに頭の中で鳴っていた、小林建樹「祈り」を小さく口ずさみながら、おにぎりつくり。
朝。ちょっと買い物へ。雷ゴロゴロ&雨のなか、傘をさして。
帰宅。うすいアイス・オーレを飲みながら、竹善さんのラジオ「アンダンテ」。 聴きながら、わたしのやらかしてしまったNGシーンを思い出して、ひとり反省会。
よりによって NGシーンばかりおぼえている
という詩を書いたなぁ、昔。
「人生は、非常識の連続や。」と、田辺聖子の本にあった。
人生はNGシーンの連続だ。なんちゃって。
この恥ずかしい日記をあれしたら、すこし音楽を聴いて、ロールケーキの刑にしよう。
遠くでセミが鳴いている。雨は止んだのかな、どうかな。

 

 

 

・ソウルミュージック「 Love Train」 /モーニング 

f:id:namosiranu_kusani:20210711020250j:plain

茶店のモーニング。

 

 2021.7.9 夕方のスーパー。すれちがいざま、野球帽をかぶったおじいさんが「レジはどこだろう?? ぐるぐる廻ったからわかんないよ……(+_+)」と大きな独り言。
わたしは10歩くらい進んだところでくるっと引き返し、おじいさんに「こちらです、この左の……」「あぁ!」「わかりましたか」「うん、わかった♪」
きょうの買い物は、伊藤園の毎日一杯の青汁、リプトンレモンティー、瓶詰の鮭フレーク、とうもろこし、細ねぎ&刻み油揚げ&生おから。重いものばかり、ずっしりと。エコバッグをかけた肩がもげそう。
帰宅して思い返す。あんなふうにしたのは、なんだか可愛げのあるおじいさんだったから。
おじいさんは2通りに分かれる気がする。自転車のハンドルにミラーをつけて猛スピードで漕いで、人とぶつかりそうになると「なんだよう!チッ。」と舌打ちしていくようなせっかちで不機嫌なおじいさんと、いつもにこにこご機嫌で人生をエンジョイしているおじいさんと。
可愛げのあるひとは珍しいし、貴重だ。


 お砂糖を買い忘れて、小雨のなか夜のスーパーへ。パルスイート(カロリー90%カット)とモンテールのロールケーキ(チョコ)。 カロリーを気にしているのかいないのかよくわからない組み合わせね、と、ちょっぴり可笑しい。
夜のスーパーのお会計には長蛇の行列。わたしの前に並んでいる男性が熱心にスマホをみている。「人はスマホでどんなものを見ているのだろう??」と、その背中越しにチラッとのぞき見たりして。
天井のスピーカーからすてきな音楽。ソウルミュージックっていうのかな、これ。いつまでも聴いていたい。長い行列も苦にならない。


 帰宅してすぐにスマホソウルミュージックを探す。2時間半ぶんもソウルミュージックを詰め込んだ音楽動画があって、そのなかに「おっ」と思うものが。
サビで「♪ソウルトレイン」と歌っているけど、もしかして……と、「soul train」でYou Tube検索したら、でた。聴いてみたらまさにその曲♪
The O'Jays 「 Love Train」
たしかこれ、なにかの映画でかかっていたような……?? うーん、うーーん、と一生懸命考えて、あっ、「天使にラブソングを」のエンディングだ!と気付く。そうだそうだ。あれはよかった。
いい曲だなぁと長年おもっていた音楽の曲名がわかったときのうれしさは、何にたとえたらいいのか。ぴょんと飛び上がりたいくらいうれしいの。


 2021.7.10 土曜朝。喫茶店でアイスコーヒーとモーニングを頂いた。今回もバターなしを注文。
きょうのお店は混んでいて、奥の部屋の席に案内された。すみっこな感じで落ち着くかも。
サッと食べてサッと飲んでサッと退店。
しかしきょうは暑い。家をでたときに「えっ」と思ったくらい。日差しがもう夏だお。
日影になった建物のかげに腰かけ、一服。日傘をもってくればよかった。 さぁ、帰ろう。

 

 

・ 8.12夜。ペルセウス座流星群 /昭和20年12月、上野駅地下道 


とりいそぎ。

「夏の定番天文現象「 ■ペルセウス座流星群」。
今年も8月12~13日を中心に、活発な活動が見られそうです。

一番の見ごろとなる12日深夜から13日未明には、少し月明かりの影響がありますが、空の条件が良いところで1時間あたり30個ほど流れ星が飛ぶと期待されます。」


■「ピークは12日深夜~13日未明
2020年のペルセウス座流星群の活動が最も活発になる「極大時刻」は、8月12日22時ごろと予想されています。
つまり、12日の深夜から13日の未明にかけてが一番の観察チャンスとなります。 」

 

_____________
_____________

昭和二十年、終戦直後。大空襲で焼野原となった東京で。あるいは全国の都市部で
親を亡くして、ひとりで生きていくことを強いられた子供たち。
彼らは「駅の子」と呼ばれた。彼らは誰からの助けも受けられずに次々と死んでいった。
(NHK 「駅の子/語り始めた戦争孤児」)

ただ、ここに、この詩を 人知れず亡くなっていった 名も知らぬ子どもたちに捧げる。(2018.8.15 草)


____________
・昭和20年12月、上野駅地下道 


わたしは君子 11歳
父も母も空襲で行方知れず
幼い妹と弟と三人で地下道に暮らしている


大人たちはわたしたちのことを駅の子といって
地下道にうずくまるわたしたちを
汚いものをみるようにして通り過ぎていく


朝になり ヤミ市にでかける
おじさん お芋を売ってください 一本でもいいから
ここに10銭あります これが最後のお金です
妹と弟がもう3日も食べてないの


たった一本のふかし芋
妹と弟に半分ずつ わたしは一口だけ
それでも背中とお腹がくっつきそう
冷たい泥水をのんで
小さな声でりんごの歌をうたう
赤いりんごに くちびるよせて だまってみている青い空……


少しばかりのお芋をたべると
妹と弟はわたしのひざで眠りはじめた
ろうそくの灯りが妹と弟の赤いほっぺを照らす


きのうはすぐ隣の小さな兄弟がうごかなくなって
きょう触ってみたら冷たくなっていた
助けてあげられなくてごめんなさい
ごめんなさいね ごめんなさい


夜の地下道はしんしんと冷えて
しもやけの指先が痛い
お父さんのコートを首までかけて丸くなる
お腹がすいてなかなか寝付けない


お父さんの懐中時計も
お母さんのサンゴの指輪も売ってしまった
もう売るものがない
わたしみたいな子供の働くところもない


明日はカラダを売りにいこう
まだ十一だけど
このまえヤミ市で買った口紅をさしていこう
あぁお腹がすいた 寒くて眠れない
さっきからくちびるの震えがとまらない


神様仏様 どこにいらっしゃるの
どうしてお国はおにぎりひとつさえくれないの
わたしたち明日は生きているの
どうかどうか 妹と弟だけでいいからたすけて

 

______________

 

 

 

ブログはじめ

日記をブログにしてみる。

これで少し読みやすくなるかな、と思って。

 

2018.7.2(月曜)

午前中から気温が上がり、すでに31度。

NHKのテレビ画面にL字で高温注意情報

 

午後は、きのう録画した映画「ジュラシックパーク」を観る予定。

主演俳優に「大脱出」のカイル医師役のサム・ニールと「インデペンデンスデイ」のデビット役のジェフ・ゴールドブラム。さらにリチャード・アッテンボローとある。

リチャード・アッテンボローというとたしか「大脱走」の……。

内容はどうか分からないけれど、好きな顔を観れるのでちょっとだけ楽しみ。